【2025年7月】米国株トレード成績と注目銘柄

この記事はアフィリエイト広告を利用しています。

はじめに

7月の米国株のトレード成績を公開します。
トレード方針は下記の通りです
メイン:短期(1日~2週間)
一部銘柄:中期(2週間以上~3ヶ月以内)

日ごとのトレード成績

7月の第1週は順調にロング、ショートで利益をだせてましたが、第2週で$IONQをショートして大損
7/14に損切し、その後はロング、ショートともに順調に利益
7月は相場自体も安定しており、利益がとりやすい環境でした

銘柄ごとの実現損益

7月は銘柄数を絞ってトレードしていたため、トータルで損失がでた銘柄がありませんでした。

利益上位

$IONQが利益TOP
7月はずっと上昇している相場ではなかったので、$40~$42の間でロング、ショートどちらも使いながら利益を出していました

$OKLO
7/14の高値ブレイクに向けた大きな上昇のあと、7/15の下値で買って、上値で売るデイトレで利益
その後高値ブレイクしたのでずっともっていればとちょっと後悔

ランキングコード銘柄名実現損益($)
IONQIonQ INC$5095.42
OKLOOklo Inc.$1166.5

銘柄紹介

IonQ, Inc. ($IONQ)

IonQは量子コンピューティングシステムをAzuru、AWS、GCPなどのクラウドサービスに提供している会社です。

特徴

IonQの特徴としては、M&Aを通じて急速に売上を拡大している点があります。
2021年の売上赤が2.10百万ドルだったところから、2022年 11.13百万ドル、2023年 22.04百万ドル、2024年 43.07百万ドルと急速に拡大しています。

また、同分野は競争が激しいですが、Azuru、AWS、GCPなどのクラウドサービスに提供している点やて日本の産総研と覚書を交わす等、世界での展開も進めている点も強みだと思われます。

決算

2025/8/6にQ2決算が発表されました。
売上高
2025 Q2:2,069万ドル(+81.8%)
前年同期:1,138万ドル
アナリスト予想:1,723万ドル。

1株あたり損失(EPS・希薄化後)
2025 Q2:-0.70ドル (赤字拡大
前年同期:-0.18ドル

株価

最後に$IONQのチャートを見ていきます。

7/6に$55で増資を発表して直近の高値をつけました。
その後は$40~45の間でレンジ相場を形成
8/6の決算で一時下げるも引けまでにプラ転し、数日で高値付近まで上昇。
その後、リスクオフの流れで下落トレンドに転じています。

決算がプラス材料なのかマイナス材料なのか相場としても評価が別れていそうです。
しかし、売上が上昇している点からみて今後ある程度の上昇は期待できると思われます。
下値をつけたあとまたレンジ相場に移行する可能性が考えられます。
ロングとショートをうまく使い分けて利益を出すのがよさそうでう。

IONQのチャート】 ※TradingView提供のチャート

オクロ ($OKLO)

オクロは、世界規模で豊富かつ手頃な価格のクリーンエネルギーを生産するための次世代核分裂発電所を開発している企業です。

特徴

他社競合との違いとして3点あげられます。(2Q 2025 Quarterly Company Update Presentationより引用)

・長期契約に基づき顧客に直接電力を販売することで、継続的な収益が実現できる

・原子炉が小型で拡張可能な設計になっている
数ギガワット規模の原子炉の導入

・実績のある技術を使用することでコストと早期導入を可能とする点
実績のある高速炉技術に基づいており、研究開発コストを大幅に削減し、ライセンスを短期間で取得できる

決算

2025/8/11にQ2決算が発表されました。

1株あたり損失(EPS・希薄化後)
2025 Q2:-0.18ドル 
前年同期:-0.27ドル
アナリスト予想:-0.14~0.5

株価

最後に$OKLOのチャートを見ていきます。
7/24にリバティー・エナジーと提携発表で上昇。
高値付けたあと8/12に決算をうけて上昇。
その後、リスクオフの流れで下落トレンドに転じています。

オクロの懸念点としては、まだ売上が上がっていない点があります
しかし、AI向けデータセンターの需要から電力需要の拡大、ランプ米大統領は原子力発電を推進する一連の大統領令に署名するなど、原子力発電には追い風が吹いています。
長期で持つには難しい銘柄ですが、下がったところを押し目買いして、ある程度の値幅で利確するのが良さそうです

【OKLOのチャート】 ※TradingView提供のチャート

監視リスト

7月時点での短期トレード用監視リストの公開!
6月と比較すると銘柄数と業種をだいぶ広げました

ティッカーシンボル銘柄名概要
ASTSASTスペースモバイル衛星インターネット
BEブルーム・エナジー燃料電池・データセンター向け発電装置
CRCLサークル・インターネット・グループ時価総額2位のステーブルコイン「USDC」の発行元
CRDOクレド・テクノロジー・グループ・ホールディング高速通信用ケーブル・チップ製品の販売、データセンター関連銘柄
CRWVコアウィーブ米国領内でAI用のデータセンターを構築
DDOGデータドッグクラウド アプリケーションのためのモニタリングとセキュリティプラットフォームの提供
EQTEQTコーポレーションアパラチア盆地を拠点とする天然ガス生産・輸送業者
IONQIonQ INC量子コンピューティング関連
OKLOオクロクラウド データベースサービス
QUBTクオンタム・コンピューティング量子コンピューティング関連
RBLXロブロックスオンラインゲーミングプラットフォーム、ゲーム作成システム
SOFIソーファイ・テクノロジーズフィンテック
WDC ウエスタンデジタルデータストレージデバイス(SSD、HDD)、データセンター関連

おわりに

7月は相場全体が上昇していた点もありつつ、上値も重い展開でした。
銘柄紹介で決算について記載しているとおり、8月は決算が集中しています。
記事の公開が遅くなってしまったのであまり意味がありませんが、8月は少し荒れそうだと思っています。